電子のスピン

原子中の電子は、原子核の周りの特定の場所{電子殻}に存在していて、
電子軌道はs軌道,p軌道,d軌道…と名づられています。

電子のスピンは上向きと下向きの2つがあり、電子が完全に満たされている軌道では、上下同数の電子対となっているためその軌道全体で見ると磁性はありません。

では、原子が磁性を持つのはどのような場合なのでしょうか。
鉄元素を例に説明したいと思います。
鉄元素は26個の電子をもっていますが、そのうち、
M殻の3s軌道以外の軌道では電子が充満されています。

K殻 1s(2個)
L殻 2s(2個) 2p(6個)
M殻 3s(2個) 3p(6個) 3d (6個) ⇐最大10個
N殻 4s(2個)

M殻の3ⅾ軌道を考えているのですが、その時にフントの規則というものを知っている必要があります。

参照文献:
[1]『今日から物知りシリーズ トコトンやさしい磁石の本』 山崎耕造 日刊工業新聞社 2019年3月22日 初版第1刷 p36,37